若い世代だけじゃなくて、社会がそうなったおかげで
我々以上の世代も「そうしなきゃ世の中が・・」と順応しはじめてしまっている。
Q.「それじゃまずいの?」
A.「その質問でわかった。ようは自分のやってることに本気じゃないんだね」
自覚がにじみ出てないのに、夢とか語ってもなんも人に響かない。
仕事重視なら、語らずに黙ってずっと仕事すればいいと思う。
それか、キリギリスに徹してずっと面白おかしくお祭り騒ぎしていればいいと思う。
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この番組、2年前からやってたんだね。
今どきこの手、まだやろうって気が合ったんだね局も世の中も。
冒頭の富田マネージャーの叩かれように苦情が殺到したそうだけど、
社会(苦情側)が順応して、劣化したからなんだろうね。
相手から聞かれるまえに自分から動く意味。
イマ世代に分かる人はどれくらいいるだろう?
動きすぎて口数多すぎて、てんで的外れなのも、
頼む!巻き込まず一人でやっていてくれって思う。
全部とは言わないけど、事実多い。この業界の後輩世代にも とにかく多い。
坂上忍はそれほど好きではないけど、「なぁ?おい!」って言う気持ちは、
とってもとってもよくわかる。殺しちゃダメだけど、まぁこっちがwasteすると
そんな気持ちになるよね。 上司のために動く部下の価値ってホント大きいね。
早く部下や後輩をつけて、逆の立場で学ばせようとかいう所もある
みたいだけど、それでも変わらないと思う。
成り上げられた本人にその印象が理解できないから。
こういうのって、上の<気付く>世代が言いっぱなしで、歴史は繰り返す。
でも僕らが<気付かない>年頃は、そのときは分かっていなくても
「何かがまずいんだろうな」 ということはせめて自覚して身を引いた。
口答えするってことは、こちらが正しいことを認めてもらおうってことだもんね。
分かってほしいのなら、事実を話すだけで「でも~」は言わなくていい。
逆ギレって?悪ノリって何?論外なので、今は確実に社会も人も商品も劣化してる。
おおかたの日本のアニメーション劣化も、少なからずここに原因があるのでは。
ビジュアルもストーリーも色も、全く引っ掛かりのないものが、なぜか人気が出る。
それをそっちのケで、広告ばかり熱入れて人を集めようとする滑稽さは、当然
当人たちは気づいてはいない。
最初にも書いたけど、この「今どきのやつは~」路線の話で、
考えるべき最も生産的なポイント:
事業、芸能、制作、どんな分野でも、われわれ個人が
携わっている仕事を真から愛して、より追究する気持ちがあるのなら、
相手が違和感を感じることは起こらないし、起きても後でケリをつけられる。
相手の顔色をうかがわずに、自分の行動に自信が持てる。
そしてその自信は自然にわかる。演じないで、なればいいのになって思う。
「メールだけで済ます」、「陰で勉強する意味が分からない」
「向かっている方向も自覚せずに勉強・練習している"つもり"になっている」
「人に会わないで済むからこの程度でいいだろう」
社会はこれを受け入れるように順応したのだから、我々プレゼンター
(サラリーマン含む)が行動に出してゆかなければ、低きに流れ続けてゆく。
こんなのをぶら下げたまま、陰で笑われながら
年を取らないように、順応社会に貢献しないように、
自分も気を付けて生きてこう。