Wednesday, December 23, 2015

アンタが本気ならアンタにゃ愛がある

デッドライン間近、コンツメ作業でちょっと着火中のムサシです。 結論から言うと、「個人の利益」 ひとりひとりが これどまりなんだろうね。
若い世代だけじゃなくて、社会がそうなったおかげで
我々以上の世代も「そうしなきゃ世の中が・・」と順応しはじめてしまっている。

Q.「それじゃまずいの?」
A.「その質問でわかった。ようは自分のやってることに本気じゃないんだね」

自覚がにじみ出てないのに、夢とか語ってもなんも人に響かない。
仕事重視なら、語らずに黙ってずっと仕事すればいいと思う。
それか、キリギリスに徹してずっと面白おかしくお祭り騒ぎしていればいいと思う。

この番組、2年前からやってたんだね。
今どきこの手、まだやろうって気が合ったんだね局も世の中も。
冒頭の富田マネージャーの叩かれように苦情が殺到したそうだけど、
社会(苦情側)が順応して、劣化したからなんだろうね。

相手から聞かれるまえに自分から動く意味。
イマ世代に分かる人はどれくらいいるだろう?
動きすぎて口数多すぎて、てんで的外れなのも、
頼む!巻き込まず一人でやっていてくれって思う。

全部とは言わないけど、事実多い。この業界の後輩世代にも とにかく多い。
坂上忍はそれほど好きではないけど、「なぁ?おい!」って言う気持ちは、
とってもとってもよくわかる。殺しちゃダメだけど、まぁこっちがwasteすると
そんな気持ちになるよね。 上司のために動く部下の価値ってホント大きいね。
早く部下や後輩をつけて、逆の立場で学ばせようとかいう所もある
みたいだけど、それでも変わらないと思う。
成り上げられた本人にその印象が理解できないから。

こういうのって、上の<気付く>世代が言いっぱなしで、歴史は繰り返す。
でも僕らが<気付かない>年頃は、そのときは分かっていなくても
「何かがまずいんだろうな」 ということはせめて自覚して身を引いた。
口答えするってことは、こちらが正しいことを認めてもらおうってことだもんね。
分かってほしいのなら、事実を話すだけで「でも~」は言わなくていい。
逆ギレって?悪ノリって何?論外なので、今は確実に社会も人も商品も劣化してる。

おおかたの日本のアニメーション劣化も、少なからずここに原因があるのでは。
ビジュアルもストーリーも色も、全く引っ掛かりのないものが、なぜか人気が出る。
それをそっちのケで、広告ばかり熱入れて人を集めようとする滑稽さは、当然
当人たちは気づいてはいない。

最初にも書いたけど、この「今どきのやつは~」路線の話で、
考えるべき最も生産的なポイント:

事業、芸能、制作、どんな分野でも、われわれ個人が
携わっている仕事を真から愛して、より追究する気持ちがあるのなら、
相手が違和感を感じることは起こらないし、起きても後でケリをつけられる。
相手の顔色をうかがわずに、自分の行動に自信が持てる。
そしてその自信は自然にわかる。演じないで、なればいいのになって思う。

「メールだけで済ます」、「陰で勉強する意味が分からない」
「向かっている方向も自覚せずに勉強・練習している"つもり"になっている」
「人に会わないで済むからこの程度でいいだろう」
社会はこれを受け入れるように順応したのだから、我々プレゼンター
(サラリーマン含む)が行動に出してゆかなければ、低きに流れ続けてゆく。

こんなのをぶら下げたまま、陰で笑われながら
年を取らないように、順応社会に貢献しないように、
自分も気を付けて生きてこう。

Wednesday, December 9, 2015

うわさのDOREI★

おはよう、ムサシです。
カリフォルニアも、風邪がまん延しているようで・・

特に同級生や同僚が風邪ひくと、「うあ、まじか頼む早く治して><」
その視線は、すまん正しいのです>< 早く治そうぜっ
手洗いうがい、食事十分、寝冷えしないように
重装備で体に十分な休養を与えて、どうかご自愛ください。


表題がなんかイカれてますが、あえてsalyuちゃんの曲に影響をうけてみました( 'д`)
今日のお題は、前回に続きスライム攻略その② 噂の奴隷にならないためには?


人をいじめるやつは、よくない。
いじめられるやつも、いじめられるやつだ。
なんて言ったりします。

しかし、もっとタチの悪いのは、
「そうだそうだ」とどちらかに加勢してしまう存在。

こうしたソウダー村の村民たちの大半は、ことの真相をはっきりと
知らぬまま、どちらかの意見に加勢してしまっている人々です。

それも
知らずうちに自分たちが、場の空気を作ってしまっていることに
なかなか気づかない無邪気な村民たちです。
小さく小突かれただけのツッコミが、やがて周りも同じように
小突き始め、やがていじめへと発展します。
これは困ったことです。


「The Cove」という映画があります。

以前ムサシも、この映画のプロジェクトに関係する仕事を依頼されたことがあります。
 「The Cove」という映画は、日本の太地町で
行われている捕鯨、イルカの追い込み漁に対するドキュメンタリーで、
太地町のみならず「日本人はイルカを殺し捕食している」という誤ったイメージを
映画によって、世界大衆に植え付けてしまいました。

イルカはかわいい。頭が良い。殺すなんて食べるなんてありえない。
世界の半分以上は、おそらくこう考えている人が多いと思います。
それがゆえに、映画を見た人々は太地町に、さらには日本に反感を持つ。
イルカを愛しているんだし、一般的な印象で判断することに間違いはありません。
しかし、たくさんの人が口々に言った結果、どうでしょう?
やがて世論となり、政治家まで出てきてしまって、
世界が日本に冷たいまなざしを向ける空気を作ってしまいました。
映画を視聴した世間一般の人たちが、そうだそうだと声をあげるたびに
噂の奴隷に成り下がってしまっていることがよくわかります。

何より、彼らがこの空気を作ってしまったという自覚と責任が全くないという事実。



かなしいけど、これが現実社会なのよね。
(「機動戦士ガンダム」 スレッガー・ロウ中尉へ敬意をこめて)

映画を見て、いろいろメディアの反響を見た結果、この仕事依頼は
ギャラも何も確認するまでもなく、一切断りました。


あなたは、友達とちょっといざこざしてしまった。

その友達は、あなたへの感情をあらわに周囲の人に訴えかける。
あなたに対するネガティブなイメージが、どんどん周囲に広まっていく。

あなたに非があっても、なくても、関係のない人たちにまで
ネガティブに思われては、たまったもんじゃない。
何とかしなくちゃ。だけど、これだけ広まった今しゃしゃり出ては
正しい弁解も、ただの取り繕いや言い訳に聞こえてしまう。

ウワサとは、こんな感じで広まっていくのではないでしょうか。
ウワサの正誤は、あまり重要ではなかったりします。

その昔ムサシも、こんな具合に友達の半分以上をなくした経験があります。

ムサシ「おす@@!元気か」
友1 「・・・お前、ウワサになってんぞ」
友2 「○×◇って、本当なの?」

いきなりこんな切り出し方されると、さすがにビビりますよね。

留学中のことでした。ある友達と学校のプロジェクトで揉めて、
相手が知らずうちに触れ回ったことで尾ひれがつき、果てには
プライベートのことなど根も葉もないことまでデッチあげられ、
あげくには第三者からこんなことを言われるほどにまでなってしまいました。

あんなことは初めてだったし、本当にどうしてよいかわからなかった。
こんなときはどうしたらよいか。意味の分からない状況を正したいけれど・・・

じっくり考えました。

その結果、余計なアクションは起こさず、じっと構えることにしました。

一切クチを開かないわけではありません。
聞かれたらもちろん事の成り行きをきちんと話すけれど、
大まかには、大衆世論の動きにまかせて、ひとりひとりの判断に賭けることにしました。
状況に翻弄されてアクションを起こすと、何か後ろめたいのかなととられがち。
自分がしていることに自信があれば、周りの人たちも信頼で判断してくれるはず。

ちなみに、ここで「どうなの?」と聞いてくれた
友達にまで感情をぶちまけてはいけません。

どんなに良心的な相手でも、感情で話せば感情の波がたちます。
ひとつずつ順番に、あったことを話すことが大事
このひとつずつの大切さも、最近の経験と交えてのちのち書くと思います。

ただ、この「じっと構える」にはかなりの時間を要することが多いです。
ムサシもこの一件では、半年くらいかかりました・・・
「お前はそんなやつじゃないと、思ってたよ」
「俺らを同じにすんなよ、当たり前じゃん」

しまいの方ではそんな言葉が、噂自体を圧倒していきました。
なかには 「正直、どっちでもいいし 笑」 という人もいました。
この「どっちでもいい」「興味がない」人たちの中にも
「ああそれ聞いたよ。なんかあいつ、そうらしいね」
本人の自覚なく無邪気に人に拍車をかけてしまっていたりもします。

それでもムサシなりの結論は
地震から避難するように、じっとしているに限ると思います。
やがて心ある人たちの中に、その噂って本当なのか?という疑問が宿り、
徐々に誤った情報を浄化していく・・・
なんだか、かっこいいじゃないですか!

それに、世の中そんな自然の流れが、ちゃんとあるように思います。

そのためにも、日々堂々とお天道様に胸張って歩けるように生きていきましょう!

ということで・・あともよろしく 昼飯の調達としけこみます。わんわん!

Tuesday, December 8, 2015

トークのレベル?

冷えて、乾く季節です。
鼻のしめり具合は、犬にとって健康の証。
ムサシも、乾かさないように日々心がけています。

人間たちももっと、手洗いうがいのオールマイティさに気づくべきだと思う。


さて思考というものは常に流動的で、どこから書いていいかと
思っているうちに流れていくというのが、今まででして・・。

ときどき思っていたことも、こうして触れた折に書きましょう。
今日は、トークにレベルなんてあるの? というお話。

答: ない! だからドラクエみたいにレベルアップしてスキルつけることでもない。

あっても、スライム退治程度の基本レベルの繰り返しなもんでしょう・・。


あなたの友達が「僕の会社のロゴほしいなぁ」と言っていたとします。
あなたは「おおそれなら」と、ちょうど頼れそうなデザイナーがいるので、二人を紹介しあいました。

この人、ちょっと名の知れたプロのデザイナー。

友達とデザイナーは、ちょっと話してみたけれど、希望のワリに合わない・・・
そして友達も忙しく連絡もしないうちに日が流れる。

デザイナーは「おまえ紹介してくれたあの人、あれっきり連絡ないんだけど?」
仕事になると期待したデザイナーは、放置されてちょっと困っているようです。

あなたは、良かれと思ってつなげた二人のために、なんだか文句を言われてしまった。
友達は、結局頼れそうな人も見つからず いつまでたってもロゴができない。
デザイナーは、ちょい期待外れでがっかり。
もしかしたら、連絡も落とし前がなく、ぞんざいに扱われた気がしてナナメってるかも。


このままでは、誰一人いい気がしません。
もやっとした分、損してるような・・。

ここでキーになるのは、

紹介された友達からの、ほんのちょっとした言葉があるかないか。

「ごめん、ちょっと考えさせてもらっていい?」

「ちょっと希望とあわないんだけど・・もうちょっと○○ってできない?」

「ごめん、あわないので今回は自分で何とかしてみます!」

これだけなのです。

この言葉を、すぐに伝えなくちゃ!と思い連絡をしたあなたは、スライム倒せています。

倒せなくても、大丈夫。
そういう人はいいトシしていっぱいいるから 今わかったので、次から大丈夫ってことで!


そんなとこ気にするの? 細かすぎない??

人にはいろいろな尺度とか性格の差があって・・プライドとか、感受性とか。
しかし、
ことの些細さと必要性とを取り違えてはいけない
むしろ、個体差があるからこそ なおさら大事なのではないでしょうか?


ここで本題に戻って、トークのレベルってあるのか?という話。

レベルはないと言いました。
スライム倒す経験値は必要かもしれないけど、高度なスキルがいるもんでもない。
言いにくいとか、面倒ということより、伝えればみんな進むことができる。
そういう素直さをそのまま出せばよいということだと思う。

「こう言ったら、嫌に思うと思って言えなかったから・・・」とか。
「言わなくても、わかるかなと思ったから・・・」とか。

コミュニケーションの中で、もっともハマりやすい落とし穴、それは
勝手な憶測をすること

言葉があるんだから、先に見えない壁を作らずにクエリをしようよ。

ちょっと難しい言葉を使いました。
クエリ (query)というのは、コンピュータ・プログラムでよく出てくるIT用語です。

一般の会話の中で言えば、
~~はどうですか? こうしましょうか?
こうしたら、まずいですか? 今なにかできることはありますか?

相談に近いものとして、ムサシはこの言葉、よく使っています。

ビジネス会話はホウレンソウなんて、死語か?のごとく頻繁に聞くと思います。
報告でも、連絡でもない、けど伝えた方がいい なんかもあもあ。
そんなときは、相談すればいい。
相談なんてほどのもんでもなければ、とりあえず世間話でもしてみればいいのです。

そのうち
「あっ この間聞いたロゴの件だけど、まだ煮詰まってなくて」
と切り出せて、「おぅ あのイメージと予算じゃ、なんかまずかった?」
なんて具合に潤滑してゆく。


スライムだからって無視すると噛まれるもんで。。
なかなか侮れない。でも人間、うまく回らないってのもわかります。

そんなスライム攻略のススメその①でした。 かしこのムサシ わふっ

Monday, December 7, 2015

「ザマ見ろぃ人間はね、理屈なんかじゃ動かねえんだよ。」

寅さんの名台詞。

こんばんは、ムサシ(雑種♂)です。
寅さんじゃないけど、またちょっと屋敷に帰っておりやす。

ここ数年は横目でやり過ごしてたんだけど・・
書くのもアップも楽になって、シェアの手も増えたことで
最近の感動シェア記事も、いよいよ言葉のスキルが落ちてみじめだなぁと
思うようになってきた。 ニュース記事も私語が乱列してひどいもんで・・

・金言化
 もっともらしい言葉は、人がいった言葉として価値づける。

・お涙ちょうだいタイム
 残念ながら最近では、たいていの記事が、これ最後に来ます。そして冗長的。
 あっさり作り話と思われたり、見破られたりします。

作り話でも活力になればいい、それは賛成だけど、
視聴者は自分が思うよりスマートと思った方がいい。

それに自分の人生みんな大事なんだし、生きてれば
ネタもそんなに無いってほどでもないでしょう・・。

まあかくいう自分も、タクアン和尚と一人二役やってたけど。


「それ、ひとにシェアしていったら 絶対読む人いると思うよ」
昨日ひとと話していて、はじめて面と向かって言われました。

うーん、、そうは言われても・・。
ブログというものが定着しはじめた15年くらい前、
それまでHP屋さんはみな、「日記」ページをつくってせっせと更新するのが常だった。
HTML手打ちで書き込んでアップしたり・・(俺です)
掲示板を日記にしてたテダレもいました。


まとめ記事ブームも下降し始めたので、気を楽にして
また書きたいときに書いていってみよう。

しかし、いまだにシェアしたいというモチベーションは無かったりします・・
でも、あいつらよりはマトモなこと書けると思います。

なにより、日々だれかの生活燃料になればと思います :)

とりあえず今週からまた、がんばりましょう。 わふ!