Wednesday, December 9, 2015

うわさのDOREI★

おはよう、ムサシです。
カリフォルニアも、風邪がまん延しているようで・・

特に同級生や同僚が風邪ひくと、「うあ、まじか頼む早く治して><」
その視線は、すまん正しいのです>< 早く治そうぜっ
手洗いうがい、食事十分、寝冷えしないように
重装備で体に十分な休養を与えて、どうかご自愛ください。


表題がなんかイカれてますが、あえてsalyuちゃんの曲に影響をうけてみました( 'д`)
今日のお題は、前回に続きスライム攻略その② 噂の奴隷にならないためには?


人をいじめるやつは、よくない。
いじめられるやつも、いじめられるやつだ。
なんて言ったりします。

しかし、もっとタチの悪いのは、
「そうだそうだ」とどちらかに加勢してしまう存在。

こうしたソウダー村の村民たちの大半は、ことの真相をはっきりと
知らぬまま、どちらかの意見に加勢してしまっている人々です。

それも
知らずうちに自分たちが、場の空気を作ってしまっていることに
なかなか気づかない無邪気な村民たちです。
小さく小突かれただけのツッコミが、やがて周りも同じように
小突き始め、やがていじめへと発展します。
これは困ったことです。


「The Cove」という映画があります。

以前ムサシも、この映画のプロジェクトに関係する仕事を依頼されたことがあります。
 「The Cove」という映画は、日本の太地町で
行われている捕鯨、イルカの追い込み漁に対するドキュメンタリーで、
太地町のみならず「日本人はイルカを殺し捕食している」という誤ったイメージを
映画によって、世界大衆に植え付けてしまいました。

イルカはかわいい。頭が良い。殺すなんて食べるなんてありえない。
世界の半分以上は、おそらくこう考えている人が多いと思います。
それがゆえに、映画を見た人々は太地町に、さらには日本に反感を持つ。
イルカを愛しているんだし、一般的な印象で判断することに間違いはありません。
しかし、たくさんの人が口々に言った結果、どうでしょう?
やがて世論となり、政治家まで出てきてしまって、
世界が日本に冷たいまなざしを向ける空気を作ってしまいました。
映画を視聴した世間一般の人たちが、そうだそうだと声をあげるたびに
噂の奴隷に成り下がってしまっていることがよくわかります。

何より、彼らがこの空気を作ってしまったという自覚と責任が全くないという事実。



かなしいけど、これが現実社会なのよね。
(「機動戦士ガンダム」 スレッガー・ロウ中尉へ敬意をこめて)

映画を見て、いろいろメディアの反響を見た結果、この仕事依頼は
ギャラも何も確認するまでもなく、一切断りました。


あなたは、友達とちょっといざこざしてしまった。

その友達は、あなたへの感情をあらわに周囲の人に訴えかける。
あなたに対するネガティブなイメージが、どんどん周囲に広まっていく。

あなたに非があっても、なくても、関係のない人たちにまで
ネガティブに思われては、たまったもんじゃない。
何とかしなくちゃ。だけど、これだけ広まった今しゃしゃり出ては
正しい弁解も、ただの取り繕いや言い訳に聞こえてしまう。

ウワサとは、こんな感じで広まっていくのではないでしょうか。
ウワサの正誤は、あまり重要ではなかったりします。

その昔ムサシも、こんな具合に友達の半分以上をなくした経験があります。

ムサシ「おす@@!元気か」
友1 「・・・お前、ウワサになってんぞ」
友2 「○×◇って、本当なの?」

いきなりこんな切り出し方されると、さすがにビビりますよね。

留学中のことでした。ある友達と学校のプロジェクトで揉めて、
相手が知らずうちに触れ回ったことで尾ひれがつき、果てには
プライベートのことなど根も葉もないことまでデッチあげられ、
あげくには第三者からこんなことを言われるほどにまでなってしまいました。

あんなことは初めてだったし、本当にどうしてよいかわからなかった。
こんなときはどうしたらよいか。意味の分からない状況を正したいけれど・・・

じっくり考えました。

その結果、余計なアクションは起こさず、じっと構えることにしました。

一切クチを開かないわけではありません。
聞かれたらもちろん事の成り行きをきちんと話すけれど、
大まかには、大衆世論の動きにまかせて、ひとりひとりの判断に賭けることにしました。
状況に翻弄されてアクションを起こすと、何か後ろめたいのかなととられがち。
自分がしていることに自信があれば、周りの人たちも信頼で判断してくれるはず。

ちなみに、ここで「どうなの?」と聞いてくれた
友達にまで感情をぶちまけてはいけません。

どんなに良心的な相手でも、感情で話せば感情の波がたちます。
ひとつずつ順番に、あったことを話すことが大事
このひとつずつの大切さも、最近の経験と交えてのちのち書くと思います。

ただ、この「じっと構える」にはかなりの時間を要することが多いです。
ムサシもこの一件では、半年くらいかかりました・・・
「お前はそんなやつじゃないと、思ってたよ」
「俺らを同じにすんなよ、当たり前じゃん」

しまいの方ではそんな言葉が、噂自体を圧倒していきました。
なかには 「正直、どっちでもいいし 笑」 という人もいました。
この「どっちでもいい」「興味がない」人たちの中にも
「ああそれ聞いたよ。なんかあいつ、そうらしいね」
本人の自覚なく無邪気に人に拍車をかけてしまっていたりもします。

それでもムサシなりの結論は
地震から避難するように、じっとしているに限ると思います。
やがて心ある人たちの中に、その噂って本当なのか?という疑問が宿り、
徐々に誤った情報を浄化していく・・・
なんだか、かっこいいじゃないですか!

それに、世の中そんな自然の流れが、ちゃんとあるように思います。

そのためにも、日々堂々とお天道様に胸張って歩けるように生きていきましょう!

ということで・・あともよろしく 昼飯の調達としけこみます。わんわん!

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